6月中旬の運動会は天候に恵まれ無事終了しました。

どのお子さんもきっと母親から離れて初めての集団生活でちゃんと出来るかを心配なされると思いますが、それぞれの学年で我が子の成長を感じられたことと思います。

二歳児クラスは可愛らしいおにぎりのお面をつけてリズムにあわせダンスを披露してくれました。時々踊ったり止まったりする様子も微笑ましく、練習と違い観客がいる中、どの子も逃げずに入場から退場までやりきれたのが偉かったと思います。

三歳児クラスはダンスとかけっこ、親子競技をしました。親子競技は紅白に分かれての対抗戦なので、高い高いをしておんぶで走り親も負けまいと頑張ります。親子の触れ合いに子供たちはとてもうれしそうでした。

我が子は年少児から幼稚園に入りましたので年少さんのダンスには当時の我が子を重ねてみんなと合わせて最後まで出来るかなとドキドキしていたことを思い出しました。

年中児はリレー、かけっことダンスと何と言ってもサーキットです。一人一人がお名前を呼ばれて平均台、鉄棒、はしご登り、マット運動、飛び箱を園庭一周して披露します。年少の時には一年後の我が子はここまでやりきれるかと心配しましたが、園で過ごしたり、年間を通じて体操の時間があり指導いただいた成果が出たことと思います。みんな自分の実力を発揮していい顔をしていました。

年長児はかけっことダンスと綱引き、組み体操・演技です。さらに一人一人はじめの言葉終わりの言葉、選手宣誓、準備体操のリーダー、国旗掲揚、国旗降納、リレーのリーダー、年少児や年中児の誘導等の役割をきちんと果たし日々の成果を見せてくれました。いきいきと誇らしげで頼もしくなったと思います。今年の年長さんは特に男の子ばかりでダンスも日本男児らしいキリリと格好良いものでした。

組み体操は、初めての運動会の時にプログラムを見たとき幼稚園児が出来るとは思っても居りませんでしたが、上手にバランスを取り出来ており毎日の練習の成果が形になっていました。

組み体操は一歩間違えると大怪我になるので個々が注意しなければ出来ません。真剣な表情でキビキビ音に合わせる様子に初めて見られたら幼い子供がここまで出来るのかと驚かれるかも知れません。

我が子は年長児で組み体操の練習では三段の一番下の為地面に付いている膝が痛いと言い毎日挫けそうでしたが休まず続けて頑張りきれました。祖父母も応援に行きましたが家族全員が運動会前の子供の様子を知っているので、やりきれたときの感動はひとしおでした。

集中力を養っていることと先生方の御指導の賜物と思います。

将来困難な事に遭遇することもあるでしょう。みんながこの経験を糧にして色々乗り越えて行けるよう望みます。

全学年に共通して、みんなモンテッソーリ教育で言う耳の敏感期に幼稚園で沢山歌い音楽や英語に触れ耳を養っている為でしょうか、リズム感が良くダンスが上手でした。

今回初めて午前中で運動会が終了しました。子供たちの体力が考慮され途中でクッキーをいただいたそうです。暑くなる午後に体力勝負のかけっこや綱引きをせず良かったと思います。素晴らしい運動会でした。

年長児母