先日、生活発表会がありました。

生活発表会とは、園児達が日頃の幼稚園での活動の成果を、我々保護者に発表してくれる会です。

年長の息子にとっては幼稚園生活の集大成となるこの日、「間違えずにちゃんと出来るかな?」と、不安と期待の入り混じった気持ちで席に着きました。

さあ、いよいよ会の始まりです!

2歳児さんは可愛いダンス。幕が開いた瞬間の、観客の多さにびっくりした表情が可愛いくて、皆の笑いを誘います。

満3歳児さんのダンスと楽器演奏も、少し成長が見られニコニコ笑顔の子もいれば、まだまだ人前に出ることに慣れていなくて、終始固まっている子もいます。

我が子も以前後者でした。今にも泣き出しそうな顔で指二本を口に加えたまま、最後まで立ちすくんでいた姿が懐かしく思い出されます。

年少組になると園での生活の成果がぐっとでてきます。今年は白雪姫をミュージカル調にした劇で、歌に踊りとなかなかに見応えのあるショーとなっていました。

年中組は、モーゼ物語の劇とピアニカ演奏です。それぞれ難しいセリフ、動きをしっかり覚え、立派に仕上がっておりとても感心しました。

年長組は、ノアの箱船の映像をバックに、物語を英語で順番に読んでいくという英語物語です。

普通幼稚園の英語での発表会といえば、ご挨拶程度の会話やお歌などが多いのではないかなと思いますが、違いました!

大人でも難しいような文を、ネイティブの英語の先生に発音までしっかり指導されて、皆堂々と発表していました。

その後子供たちの気持ちのこもったハンドベルと歌。

「皆んな見て!僕たちこんなことまで出来るようになったんだよ!」とでもいいたげな自信に満ち溢れた子供達の表情を見ながら、あの棒立ちしていた子がよくここまで成長してくれたなぁと、非常に感慨深いものがありました。聖心幼稚園でこれまで沢山の事を学んで来たんだな、ということをしみじみと実感しました。

そしてまた、その経験を糧に成長していく子供たちの明るい未来を確信出来る素晴らしい会でした。

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※この感想文は年長(A組)の保護者の方に執筆していただきました。